家庭教師のみらい

私事ではありますが、家庭教師のみらいで働き始めて1年半が経ちます。

私は、大学時代に摂食障害となったことがきっかけで鬱になり、大学卒業後も治療しながら仕事をしてきました。

体調や気持ちの面で波があり、働けない期間もありました。

現在は、短時間ではありますが、家庭教師のみらいで事務の仕事をさせていただいています。

今回は、そんな私がこの仕事をする前と後で変わったことや感じたことなどを書いていきたいと思います。

不登校の子どもたちは私とは立場も年齢も違いますが、将来に対する不安や自分を責めてしまう気持ちというのは同じように持っているのではないかと思っています。

私と同じような気持ちを抱えている方が、「こんな人もいるから何とか生きていける」と少しでも思っていただけたら幸いです。

仕事をする前と後の自分を比べてみて

前職を退職してからは、体調も気持ちも不安定で、何をするにしても恐怖心がありました。

人に合うことや会話をすることも怖く、「これからどうすればいいのだろう」という気持ちが強かったことを覚えています。

体調にも波があり、なかなか行動できないことばかりでした。

自分が「働けていない」ということに対しても劣等感があり、自分のことを責めてばかりいました。

しかし、「仕事をしたい」「自分ができることを探したい」という思いが強くなり、面接を受け、働くことが決まりました。

仕事を始める前は、はじめてのデスクワーク、はじめてやる仕事に不安な気持ちしかありませんでした。

ネガティブな想像ばかりしてしまったことも

しかし、金原先生のサポートもあり、通ううちに少しずつ不安な気持ちが小さくなっていきました。

体調が悪い時、気持ちが辛いときは行動を起こすことができず、できない自分に対してイライラしたり、自分を責めたりしてしまうこともあります。

自分を責めることで、余計に体調が崩れたり、気持ちも塞いでしまいます。

だからこそ、思い切って一歩踏み出してよかったと思っています。

自分ができないことを認めつつできることを探すことも大切

毎日通う場所があるというのはありがたいことで、外に出ることで気持ちも変わりますし、自分の自信に繋がります。

まだまだ、体調の面で波があり、不安な気持ちに支配されてしまうこともありますが、自分にできることを少しずつ増やしていきたいなと思っています。

仕事をしてみて

家庭教師のみらいでは、主にブログの執筆をしていますが、教室には不登校のお子さんを持つ親御さんが相談に来る機会もあります。

そういった中で、不登校のお子さんも私と同じような気持ちを抱えているのではないかと思うことがよくあります。

「やりたいのにできない」

「頑張りたいのに行動できない」

「自分に自信がない」

「他人と比べてしまう」

こういった気持ちは誰しも感じたことがあると思いますが、この気持ちに囚われてしまうと、自分が本当はできるはずのことすらやる気力がおきなくなってしまうこともあります。

私自身、この仕事を始める前は「自分には何もできることがないのではないか」と悲観的な気持ちに囚われて身動きが取れなくなってしまうことがありました。

しかし、思い切って一歩踏み出し、人と関わったり、新しい仕事を覚えたりすることで、自分にできることが少しずつ増えてきました。

思い切って行動することはとても勇気のいることで、「失敗したらどうしよう」「できなかったら」と悲観的に考えがちです。

しかし、たとえ失敗したとしても「行動しようと思えたこと」に意味があるのでないかと最近は少しずつ思えるようになってきました。

チャレンジしなければずっと後悔やもやもやが残ってしまうことも

不安な気持ちや恐怖心がなくなったわけではありませんし、自分の気持ちは簡単に変わってくれません。

「負の感情なんてなくなればいいのに」と思うこともありますが、そういった気持ちは自分を守るためにも大切な感情なのかなと思ったりもします。

ネガティブな感情とも上手に付き合えるように
なりたいと思っています

自分の気持ちを無理やり変えようとするのではなく、上手に折り合いをつけていくことも大切なことなのかもしれません。

私自身まだまだ、自分の気持ちと上手く付き合うことはできていません。

そんな自分にうんざりしてしまうこともありますが、自分ができることを毎日少しずつでも増やしていきたいと思っています。

これから自分がどんなふうに生きていくのか、まだまだ分かりませんが、今自分にできることを精一杯やって毎日を積み重ねていきたいと思います。

まとめ

できないことがあった時、頑張れない時、

「甘えだと思われているのでは」

「自分はダメな人間なのではないか」

と思ってしまうことがあります。

たしかに、自分には甘えている部分があるかもしれないし、人と比べてできないこともあるのかもしれません。

しかし、人になんと言われても、自分が何とかしようと思っても「頑張れないこと」「できないこと」は誰しもあるのではないかと思っています。

私自身、他人と比べてしまうことも多く、「どうしてこんなこともできないのだろう」と落ち込んんでしまうこともたくさんあります。

皆さんの中にも、できない自分に腹が立ったり、イライラしたり、してしまう方もいるのではないでしょうか。

ですが、「頑張れないこと」「できないこと」にばかり目を向けても、自分らしい一歩は踏み出せないのではないかと思います。

他人にどう思われても、「やりたい」「こうしたい」と思ったことは自分の気持ちに素直になってみることも大切かもしれません。

そして「やりたくない」「頑張れない」と思ったことは、がむしゃらに何とかしようと苦しむ必要もないのかもしれません。

私たちは、誰しも頑張っていると思われたいですし、努力していることを認めてもらいたいと思っていると思います。

しかし、私たちは誰かに認められるためにに生きているわけではありません。

できないことがあっても、周囲の人と違うことがあっても自分自身が受け入れて納得していくことが自分の気持ちを軽くする一番の方法なのかもしれません。

それがなかなか難しいことなのですが

私自身、自分のことを肯定することが苦手ですが、そんな時には、1年前の自分と比べて今の自分ができるようになったことを思い浮かべて気持ちを落ち着けています。

この記事を読んでくれている方の多くは、不登校のお子さんやその親御さんではないでしょうか。

私自身、ブログを書きながら、自分の気持ちを整理しています。

まだまだ拙い文章ではありますが、親御さんやお子さん気持ちが少しでも軽くなるような文章を書けるようになりたいと思っています。

私自身、「これからどうなっていくのだろう」という不安は尽きませんが、自分が生きる道を一緒に探していくような気持ちで読んでいただけたら幸いです。

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