「部活を辞めたい」と思ったことは誰しも一度はあると思います。
しかし、
「周囲の人にどう思われるだろう」
「後悔しないだろうか」
「部活は辛くても頑張るべきでは」
といった感情から辞めることをためらってしまうことが多いのではないしょうか。
また、部活での悩みについて誰に相談していいのかわからず一人で悩んでいる方もいるはずです。
今回は
・部活は辛くても頑張るべきなのか
・辛い時誰に相談すればいいのか
ということについて考えてみました。
どんな場合であっても、自分の気持ちとよく相談して納得できる決断ができたらいいのかなと思います。
部活辞めたいけど頑張るべき?
部活を辞めたいと思った時
「部活を辞めるのは甘えなのかな」
「部活を頑張るのは当たり前」
「周囲の人に何て言われるだろう」
といった気持ちから部活を辞めることをためらってしまうことが多いかもしれません。
しかし
・体調が悪くなってしまう
・気持ちが辛くなってしまう
・部活が原因で学校に行けない
など生活に支障が出てしまうケースもあります。
そういった場合には自分の気持ちとよく相談して部活を辞めるという選択をするのも一つの方法です。
部活を辞めることは甘えでもないし、悪いことをしているわけではないと私は考えています。
しかし、部活を辞めたことで後悔して欲しくないとも思っています。
もし一人で決めることが難しい場合や悩んでいることがある時は周囲の大人を頼りましょう。
決断するのは自分ですが、一人でどうにもならないこともあります
自分の気持ちとよく相談したうえで納得できる決断をして欲しいなと思います。
誰に相談すればいいのかわからない
部活を辞めたいと思う理由は様々だと思いますが、部活の友達やクラスの友達には相談しづらい場合もあります。
そういった時は担任の先生やご両親に相談してみましょう。
信頼できる大人を頼りましょう
相談する時は辞めたい理由と自分はどうしたいと思っているのかまで伝えられると良いかもしれません。
部活を辞めたくないけど辞めざるを得ないのか、それとも部活が辛いからやめたいのか、自分の状況をきちんと説明することが大切かもしれません。
自分の気持ちを伝えることで、周囲の人もあなたのことをサポートしやすくなります。
自分の気持ちに正直に周囲の大人をどんどん頼っていきましょう。
部活辞めたら後悔しない?
部活を辞めたことを後悔してしまうのではないかと思っている方もいると思います。
「辞めることを後悔してしまうかも」と思っているのなら、もう少し続けてみてもいいのかなと思います。
もちろん、怪我など自分ではどうしようもない理由から部活を辞めざるを得ないという方もいるとは思います。
部活は辛いことも多いので「辞めたい」と思うこともあると思いますが、上級生との接し方や仲間との協調性、達成感など学べることもたくさんあります。
無理なく自分が納得できる選択をしていきましょう。
部活を辞めるメリット・デメリット
部活を辞めることのメリットとデメリットは何でしょうか。
メリットとデメリットを確認することで、自分がどんな選択をすればいいのかわかってくるかもしれません。
メリット
ストレスの軽減
部活を辞めることで、ストレスを軽減することができる可能性があります。
「部活を辞めたい」と思っているということは部活をすることで何らかのストレスがかかっていると思います。
練習が辛かったり、人間関係に悩んでいたり、と過度の負担がかかってしまっている場合もあるかもしれません。
しかし、部活は辛い練習を乗り越えたことで得られる達成感であったり、部活の仲間とぶつかることで生まれる信頼感であったり、辛いからこそ学べることもあります。
大人になってからいい思い出になる可能性も
「やっぱり、辞めなければ良かった」と後悔しないようにじっくりと考えてみてみて下さいね。
学業に集中できる
「勉強を頑張りたい」と思っている方にとっては部活を辞めることで、学習に割く時間を増やすことができます。
部活をやっているとどうしても、勉強する時間を作ることが難しくなってしまいます。
部活を終えて帰宅後は疲れてそのまま寝てしまうということもあるかもしれません。
「目標としている大学がある」
「部活よりも勉強を頑張りたい」
と考えている方は、自分が勉強、部活どちらを優先したいのかということを考えてみるといいかもしれません。
文武両道も素晴らしいことですが、
自分の中の優先順位つけておくことも大切かもしれません
自分の時間ができる
部活を辞めると必然的に自分が自由に使える時間が増えます。
部活の時間を
・勉強の時間にする
・趣味の時間にする
・新しいことにチャレンジする
・習い事をする
といったようにやりたいことに使えます。
しかし、自由な時間が増えるということは自分で時間を管理して、自分で行動しなければならないということでもあります。
部活を辞める時には、辞めた後の時間の使い方について考えてみると自分がどうしたのかわかってくるかもしれません。
身体の疲労が減る
学校の授業の後に部活をするとなるととても体力を使います。
特に部活を始めたばかりの頃は、部活を一緒にする同級生や先輩、顧問の先生にもまだ慣れていないので、気を遣ってしまい普段以上に体力を消耗してしまいます。
そのため、部活を辞めることで身体をゆっくりと休めることができるかもしれません。
しかし、部活を続けていくと体力もついてきて、自分なりのペースもできてきます。
部活を始めたばかりで「自分は体力がないから」とすぐに決めつけてしまうのではなく、自分の体調と相談しながらペースをつかんでいくことも時には大切かもしれません。
もちろん無理をしすぎず、辛い時には休んでくださいね。
デメリット
後悔する
部活を辞めたことを後悔したり、「もう少しできたのでは」と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
部活をしている時には辛いことも多く、「辞めてしまいたい」と思うかもしれません。
しかし、一時の感情でじっくり考えずに辞めてしまうと「やっぱり辞めなければ良かった」と後悔することになりかねません。
部活を辞める時には
・どうして辞めたいのか
・解決策はないのか
・自分の体調や心の状態はどうか
ということをしっかりと整理して決断していく必要があります。
一人で解決できそうにないことは周囲の大人や信頼できる友達に相談してみるのもお勧めです。
人間関係が変化
部活を辞めることで友人関係が変化してしまうこともあります。
部活の時間を共有していた友達と過ごせる時間が少なくなってしまうこともあります。
しかし、部活をやっているやっていない関係なく、気の合う友達との付き合いは自然と続いていくものです。
「部活を辞めたらもう仲良くできない」と思い込みすぎないことも大切かもしれませんね。
目標がなくなる
部活の大会や記録を目標としていた方にとっては部活を辞めることで、目標がなくなってしまうこともあります。
しかし、部活だけが学校生活のすべてではありません。
例えば
・興味のあることに挑戦してみる
・勉強を頑張ってみる
・毎日早起きする
・家の手伝いをする
などなど自分なりの目標は小さいことでも立派な目標になると思っています。
「部活を辞めたら目標がなくなる」のではなく、「部活を辞めたからこそできること」を見つけていけるといいのかなと思います。
周囲からの反応が気になる
部活を辞めたいと思った時に気になるのは
「部活の仲間から何て言われるだろう」
「親や先生はどんな反応をするだろう」
ということではないでしょうか。
もしかすると
「部活を辞めるなんて甘え」
「部活は頑張るべき」
といった意見もあるかもしれません。
しかし、実際に自分が感じている辛さや苦しさは他人にわかってもらうことが難しいことでもあります。
「考えすぎ?」「気にしすぎ?」|「誰にも理解してもらえない」と感じてしまう原因と対処法
周囲の人のアドバイスを聞くことも大切ですが、最終的な決断をするのは自分です。
もしも部活を辞める選択をしたとしても、自分を否定することなく、胸を張って学校生活を楽しんで欲しいと思います。
自分を卑下する必要はないと思っています
部活を辞めたいと思ったら
中学や高校に入学した時、「どんな部活に入ろう」とワクワクした気持ちをもっていた方も多いのではないでしょうか。
しかし部活をしていく中でそのことを忘れ、「辛い」だけが先行してしまうこともあります。
部活を辞めたいと思った時、どうしてその部活を選んだのかということを今一度考えてみるといいかもしれません。
「仲のいい友達に誘われて」
「ずっとやってみたかったから」
「漫画の主人公に憧れて」
「親に勧められたから」
人によって理由は様々ですが、人に勧められた部活は自分が本当にやりたかった部活ではない可能性もあります。
自分のやりたいことだったけど辛くなってしまったという場合もあります
逆に強い意志をもって始めた部活はもう少し続けてみようかなと思い直すこともあるかもしれません。
部活を始めた時の気持ちを思い出すと、自分が部活に対してどんな思い入れがあるのかわかってくるはずです。
辞めた後の後悔を減らすためにも部活をどうして始めたのかじっくり思い出してみて下さい。
部活を辞めるのは甘え?
先ほども言ったように部活を辞めることは甘えではないと思っています。
しかし、中には
「部活は辛くても頑張った方がいい」
「部活を辞めるのは甘え」
といった考えを持った人がいることも事実です。
そういった考えがあることも理解したうえで、自分の気持ちを優先させて欲しいと私は考えています。
あなたの辛さや苦しさはあなたにしかわかりません。
辛い気持ちを押し込んでまでやることではないと思っています
他人にどう思われるかよりも自分の気持ちや体を大事にしてください。
そして自分の選択に自信をもって部活をどうしたいのか考えてみて下さい。
他人がどう思うかより自分がどうしたいのか
部活を辞めるか辞めないかに関わらずどんな選択をする時でも、自分の意見や気持ちより他人の意見や視線が気になってしまうということは多いような気がしています。
しかし、他人は自分の人生に対して責任をとってくれません。
「他人にどう思われるのか」より「自分がどうしたいのか」を優先させて欲しいなと思っています。
学校を卒業した後振り返ってみた時、
「もっとできたはず」
「もう少し頑張ればよかった」
と思わないためにも自分の気持ちに耳を傾けてみて下さい。
もし部活を辞めたとしても、今まで頑張ってきたことはあなたの力になっているはずです。
この記事を読んで今一度考え、納得できる選択ができるまでじっくりと考えてみて下さい。
そして胸を張って残りの学生生活を送って欲しいなと思います。
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