夏休みは子ども達とって特別な長期休暇の一つでもあります。
しかし、不登校の子どもたちは複雑な気持ちを抱えているかもしれません。
そこで今回は、
・不登校の子どもたちが夏休みを素直に喜べない理由
・夏休みを楽しく充実して過ごすためにはどうしたら良いのか
ということについて考えていきます。
夏休みを素直に喜べない理由
夏休みは楽しい休暇であるなのにも関わらず、どうして不登校の子どもたちは、「もやもや」とした気持ちを感じてしまうのでしょうか。
理由を考えてみました。以下に紹介していきます。
勉強の不安や焦り
学校に行かないことを選択した子どもたちは、学校の授業を受けることができません。
そのため、他の子どもたちがどんな学習をしているのか状況を掴めないことがあります。
そのため、
「どんな勉強をしているんだろう」
「私だけ取り残されてしまう」
「夏休みにどんな勉強をすればいいのかわからない」
といったように不安や焦りを感じてしまうことがあるかもしれません。
周囲の人と比べてしまう気持ちもよくわかりますが、自分のペースでも学習を続けていくことが大切です。
一人で勉強を継続するのが不安な方は、学校の先生と相談したり、学習塾、家庭教師など学習支援をしてくれるプロに頼るのも一つの方法です。
下記の記事で不登校の子どもたちを支援している団体を紹介していますので、困った時の参考にしていただけたらと思います。
不登校を支援する団体のご紹介!/子供たちの未来をサポートしている団体はたくさんあります
もしも、学校の勉強以外に自分の興味のあることや、知りたいと思うことがあれば積極的に学習することをお勧めします。
特に夏休みは、普段の学習だけではなく、自由に使える時間もたくさんあるはずです。
そういった時間を活用し、自分の興味の幅を広げていって欲しいなと思います。
学校に行っている、行っていない関係なく
自分の興味のあることは勉強しておいて損はないと思います
これから積み上げていく知識が将来必ず自分の力になっていくはずです。
同級生の様子が気になる
夏休みには、友達と遊んだり、出かけたりする機会も増えます。
しかし、「学校に行っていない」という引け目を感じてその輪に入れないこともあるかもしれません。
今の時代SNSなどで、友達が遊んでいる様子が投稿されることも増えてきました。
「友達や同級生はキラキラした生活を送っているのに、私は仲間に入れない」と落ち込んだり、劣等感を感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
他人は他人、自分は自分と割り切ることは
難しいですが、大切なことです
しかし、「学校に行っていない」からといって「友達と遊んではいけない」ということはないと思っています。
友達に声をかけてみるのもいいと思いますし、それが難しければ不登校を支援している団体などに足を運び、自分の仲間を見つけることもできます。
そもそも、友達と遊ぶことが自分にとって、心地よい夏休みの過ごし方とも限りません。
他人と比較しすぎず、自分の軸をしっかりともって夏休みを楽しく過ごして欲しいなと思います。
遊びに行くことに対しての罪悪感
夏休みになると友達と出かけたり、遊びに行く機会が増えると思います。
しかし、「学校に行っていないのに夏休み遊んでもいいの?」と遊びに行くことをためらってしまうことがあるかもしれません。
「他人からどう思われるか」気になってしまい遊びに行けないのはとても辛いことだと思います。
しかし、夏休みにしか体験できないことがたくさんあります。
学校に行っていないからこそ、たくさん遊んで、楽しい体験をしたり、思い出を作ったりして欲しいとも思っています。
他人の意見や評価が気になってしまうことは誰しもあると思いますが、自分の気持ちが一番大切です。
「行きたい場所がある」
「挑戦したいことがある」
のなら自分の気持ちに正直に夏休みを楽しめたらいいなと思っています。
不登校の子どもたちが遊ぶことについての記事を過去に投稿しております。ぜひご覧ください。
不登校だと遊びに行ってはいけないの?外に出ることで新しい発見や学びが得られるかも
結局のところ夏休みどうすれば・・・
夏休みは時間がたくさんあるのでどう時間を過ごそうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
勉強することも大切ですが自分の趣味を見つけたり、好きなことに没頭する時間も大切です。
例えば、
・読書をする
・映画を見る
・絵をかいてみる
・写真をたくさん撮ってみる
・運動してみる
など興味のあることはぜひ挑戦してみて下さい。
また、散歩やランニングなど体を動かすこともすぐに実践できてお勧めです。今の季節は日中は暑いので、室内でストレッチや筋トレをしてみるのもいいですね。
自分が夢中になれることを見つけることは難しいことですが、自分が「楽しい」と思えることを続けていけばきっと「自分の好きなこと」に出会えるはずです。
金原先生は毎週のようにサッカーの観戦に行っているそうですよ。
近年ではSNSなどで簡単にでまわりの人たちの様子が見える環境にあります。
他人と比べて落ち込んだり、うらやましいと思うことがあるかもしれません。
しかしSNSで見えることはその人のほんの一部でしかありません。
スマホを触る時間を決めるなど情報と上手に付き合って、自分の時間を大切にしていきましょう。
そして「学校に行っていないから」と遠慮する必要はありません。
自分がやってみたいと思ったことはぜひこの夏休みを利用して挑戦してみて欲しいと思います。
思いっきり遊んで楽しい時間を過ごそう
皆さんが楽しい夏休みを過ごせることを願っています。
「不登校なのに遊ぶのはずるい?」「遊ぶための努力って必要?」|GWを楽しむためにできること
「不登校は休日を楽しめない?」「遊びに行くのってあり?」|おすすめの休日の過ごし方
「暑くてやる気がでない・・・」「学校に行きたくない」|心と体を整える暑さ対策をご紹介
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