家庭教師のみらい

自分が辛いとき、苦しいとき、誰かに話を聞いて欲しいと思うことは誰しもあると思います。

しかし、他人に自分の気持ちを理解してもらうことはとても難しいことです。

今回は、

・誰にも理解されないと思ってしまう原因は?

・誰にも理解されないと思ってしまった時の対処法

について考えてみました。

誰にも理解されない原因は?

自分が辛いと思っていることを誰かに相談した時、

「考えすぎだよ」

「みんなそうだよ」

「気にしすぎ」

といったような反応が返ってきたことはありませんか?

こういった時、

「私が悪いんだろうか」

「やっぱり考えすぎなのかな」

ネガティブな感情が沸き上がってくることもあると思います。

どうして私たちは、このように他人に理解されていないと落ち込んでしまうのでしょうか。

その原因について考えてみました。

人それぞれの感じ方の違い

人はそれぞれ考え方も感じ方も違います。

これは一見するとすごく当たりまえのことのようですが、ついつい忘れがちなことでもあります。

改めて考えてみると当たり前のこと

私たちは、自分の「感じていること」や「考えていること」をみんなが感じていると思いがちです。

しかし、相手にとってはなんてことないことでも、自分にとってはすごくストレスのかかることだったりもします。

逆に、自分にとっては大したことではないことでも、相手にとってはすごく辛いことの可能性もあるということです。

だからこそ、自分のが考えていること、と相手が考えていることにズレがおき、理解されていないと感じてしまうのかもしれません。

自分の状況を的確に伝えられていない

そもそも自分の今の状況を的確に伝えられていないという場合もあります。

順を追って冷静に話そう

前述したように、感じ方は人それぞれ違います。

そのため、説明不足や「相手はわかってくれる」という認識で話してしまうと、相手もいまいち状況を掴めないということにもなりかねません。

冷静に自分の状況を表現できているのか、客観的にとらえてみることも大切かもしれません。

相手に期待しすぎている

話を聞いて欲しいと思う相手は、家族や友達など人それぞれだと思います。

もしも、相手があなたの気持ちを「わかってあげたい」と思ってくれていたとしても、適切な返答やアドバイスができないという場合もあるはずです。

例えば、逆に自分が相手の悩みを聞く立場だったとして、「相手の気持ちをわかってあげたい」と思っていたとしても、なんと返答していいのか、どんな言葉をかけたらいいのかわからないこともあるのではないでしょうか。

だからこそ、本当に自分が辛いとき、一人では対処できない時には、プロの力を借りることも一つの方法です。

客観的なアドバイスをくれる人を探す必要も

相談相手は悩みによっても変わってきますが、

心の悩み→心理カウンセラー

体調の悩み→病院の先生

学校のこと→保健室の先生、学校のカウンセラーの先生

といったように悩みに適したプロの力を借りることも大切かもしれません。

相手が何か解決策を考えてくれると思わないことも大切です

「誰にも理解してもらえない」と思った時の対処法

誰かにわかって欲しいと思って相談しても、分かってもらえず、気持ちがもやもやしてしまった経験は誰しもあると思います。

そういった時、自分の気持ちを楽にするためにはどうしたらいいのでしょうか。

対処法について考えてみました。

自分の気持ちを受け入れる

誰かに自分の気持ちをわかってもらえなかった時、

「どうしてわかってくれないんだ」

と気持ちが混乱してしまうことがあります。

こういった時には、自分の気持ちを否定してしまうこともあるかもしれません。

そんな時には、自分の気持ちがもやもやしていること、辛いと思っていることを受け入れることが大切です。

無理に自分の辛い気持ちやもやもやした気持ちを変えようと思うと、余計に気持ちが混乱してしまうこともあります。

自分の気持ちをまずは受け入れ、冷静に自分の状況を俯瞰してみることをお勧めします。

紙に書き出すと気持ちの整理もしやすいと思います

自分の発言や行動を振り返ってみる

自分の気持ちが落ち着いて冷静になったら、自分の行動や発言を振り返ってみましょう。

「なぜわかってもらえないんだろう」という気持ちに囚われすぎてしまうと、自分の気持ちが落ち込んでしまうだけではなく、解決策も見つからなくなってしまいます。

・相手に理解されなかったのはどうしてなのか

・相談する内容が適切に伝わっていたか

・相談する相手は適切だったか

ということを考えることが、気持ちの混乱を落ち着けることにも繋がっていきます。

振り返ってみると、自分が今の状況を的確に伝えられていなかったり自分の気持ちを相手に押し付けすぎていたりということもあるかもしれません。

「わかってもらえない」ということにばかり目を向けず、分かってもらうためにはどうしたらいいのかということに目を向けることも大切かもしれません。

他人に理解してもらいたい気持ちを持ちすぎている

そもそも、自分の気持ちを相手に100%理解してもらうことはできません。

仲のいい友人、家族は自分のことをわかってくれるはずと思ってしまいがちですが、仲がいいからといってすべてを理解することは難しいと思っています。

逆に仲がいいからこそ、家族だからこそ理解できないこともあるはずです。

自分の気持ちを話すことで、気持ちが楽になることもあると思いますが、他人に期待しすぎると、気持ちの混乱も起きやすくなってしまいます。

自分が相手に理解してもらいたいという気持ちを強くもちすぎていないか今一度考えてみる必要もあるかもしれません。

プロの力を借りる

他人に理解されることが難しいとわかっていても、どうしても辛いこと、誰かに話したいことがあると思います。

そういった時には話を聞くプロに相談するというのも一つの方法です。

悩んでいることによって相談先は異なってきますが、カウンセラーの方などプロに話を聞いてもらうことで、解決できることもあるかもしれません。

また、解決できなくても、自分の話を聞いてくれる相手がいるということが心の支えになったりもします。

相談する相手を適切に選ぶということも自分の気持ちを理解してもらう上では大切かもしれませんね。

第三者だからこそ冷静に話せることも

自分の気持ちを大切にする

自分が悩んでいることを誰にも理解してもらえなかったとしても、自分を否定する必要はないのではないかと思っています。

相手に理解されないと、「自分がおかしいのでは」といった気持ちになってしまうこともあります。

確かに自分が直すべきことや、間違っていることもあるのかもしれません。

しかし、自分の気持ちを一番わかっているのは自分です。

相手にわかってもらえなくても、辛い気持ちを無視したり、我慢しすぎず、自分の気持ちを信じることも必要かもしれません。

まとめ

辛いことや苦しいことを、自分の中で消化して解決できればいいのですが、なかなかうまくはいきません。

私自身もこのような記事を書いていますが、気持ちが混乱することもたくさんあります。

自分に言い聞かせるつもりで書いてみました

「誰かに理解してもらいたい」という気持ちは誰しも持っていると思いますが、自分の気持ちを押し付けたり、他人に期待しすぎないということが大切かもしれません。

話を誰かに聞いて欲しいと思った時には、話を聞くプロに力を借りることも選択肢としてもっておいていいのではないかと思います。

そして誰にもわかってもらえなくても、辛い気持ちを無視する必要もありません。

感情をコントロールすることはとても難しいことですが、この記事が自分なりの対処法見つける第一歩になったらいいなと思っています。

お困りの方はご相談を

家庭教師のみらいでは、焼津市、藤枝市、島田市、静岡市駿河区、静岡市葵区、静岡市清水区を中心に不登校支援や学習支援を行っております。ぜひお気軽にお問合せ下さい。
ほかの地域にお住まいの方も是非ご相談ください。

無料相談・体験も実施しておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

公式LINEにて相談・体験の予約ができます。ぜひ友達登録をお願いいたします。

家庭教師のみらいのYoutubeチャンネル『yukuri』でも皆さんのお役にたてるように短い動画を毎週水曜日に投稿しています。ぜひご覧ください。また、Twitter,Instagramでも投稿をしておりますのでよろしければご覧ください。

この記事をSNSでシェア