家庭教師のみらい

皆さんは、不登校でも夏休みの宿題があるということを知っていましたか?

「学校に行っていないから宿題をしなくてもいいの?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、宿題をしないと成績がつかないといったような問題も出てきます。

今回は、

・不登校でも宿題はするべきなのか

ということについて考えていきたいと思います。

宿題について悩んでいるお子さんや親御さんは、この記事が勉強について話し合うきっかけなったら幸いです。

家庭教師のみらいのYouTubeでも夏休みの宿題について投稿していますのでぜひご覧ください。

夏休みの宿題をするメリット

宿題をするメリットについて考えてみました。

成績がつく可能性がある

不登校の生徒は成績がつかないこともあります。

しかし、宿題に取り組むことで、先生が学習について評価してくれる可能性があります。

学校の成績に不安がある方進学することを考えている方は宿題に取り組んでおくと良いかもしれません。

学校の学習状況を把握できる

宿題をすることで、学校での学習を把握することができます。

先ほども言ったように、夏休みの宿題は一学期の復習が出題されます。

そのため、宿題に取り組んでおくことで、学校の授業がどこまで進んでいて、どんなことを学んでおかなければならないのか知ることができます。

学校に復学したいと思っている方は、宿題に取り組んでおくとスムーズに学校の授業に取り組むことができはずです。

自分の学力を試す意味でも取り組んでおくといいかもしれません

勉強する習慣がつく

夏休みは、なんとなくだらだらしてしまったり、暑くてやる気がでなかったり、と勉強から遠のいてしまうことも多いと思います。

しかし、宿題があると自然と勉強する習慣がつくので、毎日少しずつでも取り組んでみるといいかもしれません。

計画的に宿題に取り組むことで、時間の管理や自己管理をする力がつきます。

これは将来の勉強や仕事にもつながってくることかもしれませんね。

夏休みの宿題をするデメリット

宿題をすることでどんなデメリットがあるのか考えてみました。

ストレスになる

不登校の生徒にとっては、宿題がストレスの原因となっている場合もあります。

「宿題が難しすぎる」「できない」と感じている子どもたちにとっては勉強をする意欲をなくしてしまう原因にもなります。

学校に行かないことで抱えている不安や孤独感に加えて、宿題がさらに負担になってしまうことも考えられます。

宿題の内容について学校の先生と相談して決めている生徒さんもいるそうなので、宿題について悩んでいる方は一度相談してみるのもいいかもしれません。

家庭教師や塾など学習支援をしてくれるところを探すのも一つの方法です

自分の勉強ができない

学校に行っていなくても、自分のペースで学習を進めている人にとっては宿題をしないことで、自分の学習を進めることができます。

宿題よりもやりたい勉強がある場合や、塾や家庭教師など別の方法で学習を進めている場合には宿題を必要ないと感じることもあるかもしれません。

しかし、夏休みの宿題は、1学期に覚えておかなければならない内容を先生がまとめて出題してくれていることがほとんどです。

夏休みの宿題は取り組んでおいて損はないと思うので、自分で勉強を進めている方も是非できる範囲で取り組んでみるといいかもしれません。

自由に使える時間が減る

宿題をしないということは、夏休みに自分が自由に使える時間が確保できるということでもあります。

ゲームをしたり、趣味の時間に使ったり、新しいことにチャレンジしたり、夏休みはそういった自分の好きなことに時間を使うことも大切かもしれません。

しかし、多くの子どもたちは宿題のことを気にかけているのではないでしょうか。

やろうと決めたら早め早めに始めよう

「宿題をしなければ」と思い続けながら夏休みを過ごすのはもったいないですし、自分自身も辛いです。

宿題をやろうという気持ちが少しでもあるなら取り組んでみるといいかもしれませんね。

親御さんの対応は?

子どもが宿題をしないということに対していいイメージをもっていない親御さんは多いかもしれません。

夏休みにダラダラしている子どもに対してイライラして怒ってしまうということもあるのではないでしょうか。

誰でも、怒ることはあると思いますし、親だったら勉強して欲しいと思うのは当たり前です。

不登校、学校に行っている関係なく夏休みに、「宿題をやりなさい」と言われたことは誰しもあると思います。

しかし、お子さんはお子さんで、上記に書いたように、「宿題が難しい」「できない」といったように考えていることや悩んでいることがあるかもしれません。

夏休みの勉強について話す時間を作ってみて下さい

「宿題やりなさい」と伝えるだけではなく、

・どうしてやりたくないのか、できないのか

・できそうな宿題はあるのか

・親御さんの手助けがあればできそうなことはないか

など、お子さんの気持ちをよく聞いてみることも大切かもしれません。

「子どもが宿題をやってくれない」と悩まれている方は、ぜひこの機会に夏休みの宿題について話してみてください。

お互いの気持ちを伝えることで、勉強に対して取り組み方が変わったり、解決策が見つかることもあるかもしれません。

また、お子さんがそもそも勉強ができるような状態ではないケースもあります。

体調が優れない、気持ちが安定しないなど、勉強できる心の余裕がないことも多いと思います。

そういった時には、ゆっくり体を休ませたり、夏休みの期間を利用して、気持ちをリフレッシュするなど、お子さんが元気に活動できるようにサポートしていくことも大切かもしれません。

結局、夏休みの宿題はやるべき?

宿題をやることで得られるメリットとデメリットを書いてきましたが、自分が納得して宿題をやるやらない決めていいと私は思っています。

自分がやりたくないと思って適当に宿題をやっても、結局何も頭に入っていないのではあまり意味がありません。

宿題をやると決めたら自分のためになると思ってきちんと自分の身になる勉強をしたいですね。

夏休みの宿題は取り掛かるまでが憂鬱だったりします。思い切って取り組んでみると意外とできたということもあるかもしれません。

どうしてもやる気が出ないという方は、楽しみながらできそうな自由研究などから手を付けてみるのもいいと思いますよ。

夏休みは勉強以外に、たくさん楽しいこともあると思います。夏休みの宿題に振り回されず、楽しい夏休みを過ごしてくださいね。

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