学校を休みたいと思うことは誰しもあると思います。
しかし、
「学校は辛くても頑張るべき」
「休みたいのはみんな一緒」
といった気持ちから休むことをためらってしまう方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は
・学校を休みたいと思う理由
・学校は休みたくても頑張るべきなのか
・学校を休む時どう伝えればいいのか
についてご紹介していきたいと思います。
学校を休みたくても頑張るべき？
「学校を休みたい」と思うことは誰しもあると思います。
私自身は、「学校が辛い」「休みたい」と思えば学校を休むという選択をしてもいいと思います。
しかし、
「1回休んだら再び学校に行くことが大変なのでは」
「親に言い出せない」
といった気持ちから学校を休むことをためらっている方も多いのではないでしょうか。
そういった時には、自分が学校に行きたくない理由を明確する必要があるかもしれません。
「なんとなく疲れたから1日だけ休みたい」という場合もあるでしょうし、「学校で辛いことがあるから休みたい」と思う場合もあると思います。
なんとなく休みたいという場合には1日ゆっくり休んでもいいと思いますし、学校が辛いという場合にも、親御さんと相談し学校に行かないという選択をすることもできるはずです。
見極めよう
どんな選択をするにしても自分の気持ちを大切にして欲しいと思います。
今回は、学校を休む時、学校にどう伝えればいいのかも考えてみましたので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
学校を休みたいと思う理由
学校を休みたいと思う理由はなんでしょうか。
理由を明確にすることで、自分がどんな選択をすればいいのかわかってくるかもしれません。
自分の気持ちが整理できない時には紙に書き出してみるのもお勧めです。
体調が悪い
発熱や頭痛や腹痛といった症状がある場合には、「学校を休みたい」と感じるのは当然のことです。
そういった場合には学校を休んで体を休めて欲しいと思います。
しかし、明確な症状がなく、なんとなくだるい、体が重いなどといった症状の時には、学校を休みずらいと感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
もしかすると、明確な症状がないけれど、調子が悪いことの方が多いかもしれません。
「体がだるい」「なんとなく調子が悪い」という症状も人によって感じ方はそれぞれです。
少し頑張れば学校に行ける場合もあると思いますが、辛くて動けない場合もあるはずです。
身体とよく相談し、学校に行くのかそれとも休むのか選択して欲しいと思います。
体が辛いようなら体育の授業は休む
先生に事前に伝えておく
といった選択もできるかもしれません
学校で苦手なことがある
例えば、
・苦手な教科のテストがある
・授業で発表しなければならないことがある
・体育の授業で苦手な科目をやる
など自分の苦手、嫌いだと思っていることが予定されている日には学校を休みたいと感じることが多いと思います。
私自身も、苦手なことが予定されている日には「学校を休みたい」と思うことも多かったような気がします。
私は人前で発表することが苦手でした
苦手を克服すべきとは思いませんが、思い切って挑戦してみることで得られる発見や達成感があることも事実です。
学校は、苦手なことに直面した時の対処法を考え、自分なりの乗り越え方を見つけていく場でもあると思っています。
少しでも「行ってみようかな」という気持ちがあるのなら思い切って挑戦してみるのも一つの方法かもしれませんね。
友達とトラブルがあった
「友達と喧嘩してしまった」といったように友人関係のトラブルによって学校を休みたいと思うこともあります。
しかし、「気まずいから」と学校を休んでしまうと余計に仲直りがしづらくなってしまう可能性もあります。
「仲直りしたい」という気持ちがあるのなら、自分の気持ちをぜひ伝えてみて下さい。
言葉にすることが難しければ、メールやLINEで伝えてみるのもいいかもしれませんね。
友達とぶつかることで、「人との付き合い方を学んでいる」と思えたらいいのですが、なかなかそんなに簡単に割り切れるものでもありません。
人とうまく付き合うということは大人になってからも難しいものです。
「友達と上手に付き合わないと」「人に合わせないと」と思いすぎず、自分の気持ちに素直に人と付き合っていくことが大切かもしれませんね。
勉強したくない
勉強のやる気がでない時にも、学校に行くことがしんどく感じられてしまいます。
毎日授業を受けるということは大人になって考えてみると、すごく大変なことです。
時には「勉強したくない」と思うことがあって当たり前かもしれません。
しかし、1日学校を休めばその分の勉強をどこかで補充することになってしまいます。
「今日はやる気がでないな」と思っても学校に行ってしまえば、授業も自然と始まります。
やる気がないなりの勉強方も見つけていけるといいのかなと思います
「勉強をやりたくない」と思ったのに、学校に行けた日には「やる気出ないのに、勉強頑張って偉い」と自分を褒めてあげることも大切かもしれません。
いじめを受けている
いじめを受けている場合には無理に学校に行こうとせず、すぐに先生や親御さんに相談し、適切な対処をしてもらう必要があります。
「自分が悪いのでは」
「自分さえ我慢すれば」
と思わず、自分が辛い、苦しいと思えば1人で悩まず、周囲の大人に相談して欲しいと思います。
親御さんや先生に言いにくい時には外部の相談できる場所をぜひ活用してください。
文部科学省が設置している「24時間子どもSOSダイヤル」では、いじめ問題などに悩む子どもや親御さんが、いつでも相談できるよう、都道府県及び指定都市教育委員会が夜間・休日を含めて24時間対応してくれます。
自分の命や気持ちを大切に学校から距離を置くことも選択肢の一つとしてもっておいて欲しいと思います。
なんとなく行きたくない
「理由はないけれど休みたい」
こういった気持ちを抱えている人も多いのではないでしょうか。
もしかすると、はっきり理由がないけれど学校を休みたいと感じている方の方が多いのかもしれません。
私は学校を休みたいと思えば休んでもいいと思っています。
しかし、「休んだ後どうするのか」まで考える必要はあるのかなと思います。
「とりあえず1日だけ休みたいのか」
「それとももう学校には行きたくないのか」
人それぞれだとは思いますが、ずるずると学校に行かない日が続いてしまわないよう自分の気持ちを明確にしておくことが大切かもしれませんね。
学校を休みたい時どう伝えればいい？
親御さんに伝える時
親御さんに伝える時には、嘘をついたりせず、自分の気持ちや状況を素直に伝えて欲しいと思います。
自分の気持ちを素直に親御さんに伝えるのは難しいことですが、自分の状況を伝えることで今後の対応もしてもらいやすくなります。
言葉にして伝えられない時には、紙に書いたり、LINEしたり自分が伝えやすい方法で伝えてみるのもお勧めです。
学校に行く直前ではなく、前日や朝起きてすぐなどきちんと話ができる時間に伝えよう
学校に伝える時
学校を1日だけ休みたい場合には、素直に自分の状態を伝えられるのか一番ですが、「体調不良」と伝えるのも一つの方法ではないかと思っています。
一方で、何らかの理由で学校に長期間行けないようであれば、自分の状態や気持ちを学校側に伝えていくことが必要になってくると思います。
学校側も休む理由がわからないと、どんなサポートをしていけばいいのかわかりません。
どんな場合であっても自分の状況や気持ちをしっかりと伝えていくことは大切かもしれませんね。
罪悪感を感じてしまう時は？
学校を休むのはいいけれど、罪悪感を感じてしまうという方もいるかもしれません。
学校に行くのが辛いから休んだのにもかかわらず、休んでも気持ちが楽にならないのは辛いことです。
休むと決めたならば、自分を責めたりせず、自分の好きなことをしたり、ゆっくり休んだりして気持ちをリフレッシュできたらいいのかなと思います。
自分を追い詰めすぎて「学校に行かなければ」「学校に戻らなければ」と選択肢を狭めないことも大切かもしれませんね。
まとめ
「学校を休みたい」と思うことは誰しもあることだと思います。
だからと言って「みんな休みたいのだから頑張って行くべき」だとは思っていません。
人によって考えていることや感じていることは違います。
少し休みたいだけというケースから気持ちが苦しくて辛いから休みたいケースまで様々なはずです。
もしも、学校を休むことに悩んでいるなら信頼できる大人に相談するのも一つの方法です。
最終的にどうするのかは自分で決めることですが、いろんな人の意見を聞いてじっくり考える時間も大切だと思っています。
そして、学校を休んだとしても過度に自分を責める必要はありません。
ゆっくりする時間がつくれたと思って気持ちをリフレッシュしていきましょう。
学校を休むことで、学校の良さに改めて気づくこともあるかもしれません。
「学校を休みたい」と思った時にはこの記事を読み返して、参考にしていただけたら幸いです。
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