家庭教師のみらい

新年度が始まって1ヵ月が経ちました。

この時期は新学期の疲れもたまってくる頃ではないでしょうか。

先日このような動画を目にしました。

近年問題になっているスピード退職ですが、子どもたちに置き換えてみるとどうでしょうか。

この時期は、不登校になる子どもたちも増えてきます。

大人は自分の意志で居場所を選ぶことができますが、子どもたち、とくに小中学生は、学校を辞めたいと思っても、辞められないケースもあります。

そこで今回は

・スピード退職や不登校は甘えなのか

・学校には行くべきなのか

・後悔しない高校の選び方

について考えていきたいと思います。

スピード退職や不登校は甘え?

近年、新入社員が短期間で会社を辞めてしまう「スピード退職」が増えているというニュースを目にする機会が増えました。

配属先や上司は自分では決められないことから、「配属ガチャ」や「上司ガチャ」といった言葉も生まれているそうです。

【会社を辞めること】や【学校に行かないことは】

「逃げている」

「甘え」

といった意見をお持ちの方もいるかもしれません。

しかし、会社を辞める理由、学校に行かない理由は人それぞれで、必ずしも会社を辞めたこと、学校に行かないことが甘えではないと私は考えています。

会社、学校に「行きたい」「行かなけれなならない」けれど、何らかの理由で行くことができないケースもあるはずです。

たとえ苦しい思いを我慢し続けるにしても、会社や学校に行くのを辞めるにしても自分の人生に対して誰も責任をとってくれません

だからこそ、最終的には他人の意見より自分の気持ちや意志を大切にして欲しいと思っています。

学校は自分の意思で辞められない?

会社は自分の意志で辞めることができますが、学校はどうでしょうか

特に小学校や中学校は義務教育であるため、自分の意志で辞めることが難しいと思います。

しかし、学校に行く・行かないの選択をすることはできるはずです。

皆さんの中には、新学期が始まり、辛い思いや苦しい気持ちを抱えている方がいるかもしれません。

一度行きたくないという思いが強くなってしまうと、学校に対してのイメージがどんどん怖いものになっていってしまいますよね。

しかし、この状態がずっと続くとは限りません。

ずっとこの状態が続くんだと思いすぎないことも大切です

仲の良い友達ができるかもしれませんし、クラスにも慣れてくるかもしれません。

少しずつ気持ちがらくになることも

新学期は気疲れしやすく、疲労もたまりやすい時期です。

そういったことも踏まえたうえで

「学校に行きたくない」

「学校に行けない」

と思っている方はぜひ今一度これから自分はどうして行きたいのか考えてみて下さい。

「やっぱり学校には行きたくないな」と思えば自分の気持ちを無視してまで行く必要はないと思います。

学校に行くのを辞めて、じっくり休んでみるのもいいですし、学校以外にも選択肢を模索していくのも一つの方法です。

学校から離れることで気持ちの変化があるかもしれません

学校以外の選択肢としては

・フリースクール

・通信制の学校

・不登校を支援している居場所

などがあります。

学校に行かなくても自分の人生は続いていきます

どうしたら自分が楽しく、自分らしく生きられるのか考えていきましょう

そして自分ひとりで悩みすぎず、信頼できる人に助けを求めることも大切です。

過去に不登校を支援している団体についても投稿していますのでご覧ください。

高校を辞めないためには

高校は義務教育ではないため、自分の意志で辞めることができます

しかし、自分の意志で行く学校を決められるからこそ、入学した後も、充実した生活が送れるような選択をしていく必要があるかもしれません。

高校を

辞めてしまう

嫌になってしまう

通えなくなってしまう

といったことにならないためにできることは何でしょうか。

以下に紹介していきます。

将来の自分を想像する

まずは、将来自分はどんな大人になりたいのか考えてみるのもお勧めです。

「こんな仕事がしたい」

「○○になりたい」

といったような明確な夢があればその夢を実現できそうな高校を選ぶこともできます。

しかし、将来やりたいことがわからないという方も多いはずです。

そういった時は

・どんな人になりたいか

・どんな暮らしがしたいか

ということを考えてみるといいかもしれません。

将来から逆算して考えていくと、自分に合った学校も自然とわかってくるはずです。

大学まで進学したいと考えているなら進学校を選択するのも一つの方法です。

将来やりたいことが決まっているなら、専門的な高校に進学した方がいい場合もあります。

また、通信制の高校の方が無理なく通える場合もあります。

まずは、自分がどんな人生を歩みたいのかじっくり考えていきましょう。

学校についてリサーチする

高校に行きたいと思った時、興味を持てそうな高校をとにかく探してみましょう

自分がやりたいことがわからない時には、

・家から近い

・無理なく通えるところ

・自分のレベルに合っている

高校を探していくことも一つの方法です。

また、最初から学校を絞りすぎず、何個か候補を出しておくといいかもしれません。

過去に受験校の選び方についての記事を投稿していますので参考にしてみて下さい。

自分の学力に合った高校を選ぶ

自分の学力に合った高校を選ぶことも大切です。

「一生懸命勉強してレベルの高い高校に進学したい」と思っている方もいると思います。

もちろんそういった目標に向かって頑張ることも素晴らしいことだと思います。

偏差値の高い大学に入学したいと思っている方にとっては必要なことかもしれません。

しかし、過度に自分の実力よりも高い目標を立ててしまうと、入学してから授業についていけない可能性も出てきます。

受験で合格すれば入学することはできますが、受験はゴールではありません

高校での勉強が辛く苦しいものになってしまわないためにも、自分が無理なく勉強できる学校を選ぶことも大切なことかもしれません。

自分の将来を考た時、必ずしも偏差値の高い学校を目指すのが正解とは限らない場合もあります。

今一度自分はなぜ勉強するのか、なぜ高校に行くのか考えておきましょう。

学校見学行く

学校説明会や個別相談会が実施される高校が多いと思います。

学校の雰囲気をつかむためにも積極的に参加してみましょう。

実際に足を運んでみると

「思っていた場所と違うな」

「自分には合っていないかも」

といったギャップにも気づくことができます。

また、実際に学校に行ってみることで、自分の高校生活をよりイメージしやすくなります。

学校の雰囲気は行ってみないとわかりません

楽しく、無理なく通えそうなところを自分の目で確かめていきましょう。

第三者に相談する

学校の先生や、塾や家庭教師の先生、など第三者に助言を求めるのも一つの方法です。

家族や親しい人以外ににアドバイスを貰うことで、新しい視点から学校選びができるかもしれません。

特に進路指導の先生や塾、家庭教師の先生は進路について相談に乗ってくれると思います。

困った時には一人で悩まず、力を借りることをお勧めします。

家庭教師のみらいでも進路相談を行っております。LINEにて無料相談、体験も承っていますので、ぜひお気軽に多い合わせ下さい。

「他人にどう思われるか」を軸にしない

スピード退職の動画見た時、コメント欄にはたくさんの意見が投稿されていました。

「早くやめた方がいい」

「頑張って続けるべき」

「会社は山ほどあるから気にしないで」

「仕事は厳しくて当たり前」

近年ではこういった、第三者の声を目にする機会が増えました

今回はスピード退職の記事を取り上げましたが、これはどんなことにも共通していることだと思います。

不登校の子どもたちもこういった第三者からの意見に傷ついたり、自信を無くしたりしてしまっている方も多いのではないでしょうか。

私自身、ネットニュースやSNSのコメント欄を見て気持ちが沈んだり、落ち込んだりすることもたくさんあります。

たしかに、世間の意見を知ることも大切なことかもしれませんが、他人は私たちの人生に責任をとってくれません

たとえ誰かに言われたからと言って無理やり、自分の気持ちを変えようと思ってもそれは難しいことです。

自分が納得できるかが大切

そして他人の意見を気にして、自分の気持ちを無視しても、自分が納得する人生は歩めないのではないかと思います。

だからこそ、自分の意志や気持ちを大切にして欲しいと私は思っています。

他人の意見は参考程度

学校も会社と同様に、行きたくないと思えば行かないという選択をすることもできます

そして行かないという選択をしたとしても、自分のことを責めたりせず、自分がこれからできることを考えていきましょう。

家庭教師のみらいでは不登校の子どもたちの居場所としてyukuriを行っております。詳しくは記事↓↓をご覧ください。無料相談や体験も行っておりますのでぜひお気軽にお問合せ下さい。

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