家庭教師のみらい

卒業式も終わり新年度が近づいてきました。

不登校の子どもたちのなかには

「新学期こそ学校に行こう」

「学校に行ってみようかな」

と新年度に学校に戻ることを考えている方もいるかもしれません。

その一方で

「学校戻るべきだろうか」

「学校に行きたいけど怖い」

といったように不安を抱えている方もいるはずです。

そこで今回は

・新年度は学校に戻るのに最適な時期なのか

・学校に行けなかった時どうすればいいのか

ということについて考えていきたいと思います。

たとえ学校に行くことができなかったとしても落ち込む必要はありません。少しずつ自分のペースで進んでいきましょう。

新年度は学校に戻るのに最適な時期?

新年度は学校に戻りやすい時期だと言えるかもしれませんが、すべての人に当てはまるわけではありません

新年度にはクラス替えが行わなわれるため、人間関係がリセットされます。

不登校だったことを知っている人が減ることになるので、クラスメイトからの注目を浴びることは少なくなります。

「色々聞かれたらやだな」「周囲からの視線が怖い」
と思っている人にとっても戻りやすいかもしれません

人間関係が構築される前ということもあり、友達の輪に入っていくのが怖いと思っている方にとっても不安が軽減されることにもなるでしょう。

しかし、新年度だからと言って気持ちの切り替えができるというわけではありません

学校での辛い体験は新学期になったから、クラスが変わったからといって克服できるわけではありませんし、克服する必要もないかもしれません。

「学校に戻りたいな」

「ちょっと行ってみようかな」

前向きに思えない時には、無理に学校にいく必要はないと思っています

自分の気持ちや体調と相談しながらじっくりと考えていきましょう。

行こうと思っていたのに行けなかったら

新年度からは学校に行こうと思っていたのに行けなかったということもあります。

そういった時でも、自分を責める必要はありません。

落ち込んでしまうこともあるかもしれませんが、自分のできることを考えていきましょう。

行動を起こそうと思った自分を褒める

学校に再び行くことは勇気のいることです。

調子が悪い時、気分が落ち込んでいる時は学校について考えることも難しいと思います

学校について思い出したくないことも

今回この記事を読んでくれているのは、

「新年度学校どうしよう」

「学校に行けなかった」

という思いを抱えている方が多いのではないでしょうか。

そういった感情は何か行動を起こそうと思ったからこそ感じることだと思います。

もし学校に行かない選択をしたとしても、考えて行動しようとした自分を褒めてあげましょう

そしてまだ

「学校のことを考えられない」

「毎日の生活でいっぱいいっぱい」

という方も学校にとらわれすぎず、毎日頑張って生きている自分を褒めてあげましょう

落ち込みすぎない

学校に行こうと思っていたのに行けなかった時は落ち込んだり、自分を責めたりしてしまうこともあると思います。

しかし、自分を責めてしまうことで、体調が悪化してしまうことも考えられます。

何かしようと思っていた前向きな気持ちも失われてしまうこともあります。

新学年学校行けなかった
何かしよう思うのは気持ちの余裕が出てきた証拠

落ち込まないということは難しいかもしれませんが、その考えにとらわれすぎないようにしましょう

そして自分にできることを次のステップに向かって考えていきましょう。

自分にできることをする

学校に行く行かないにかかわらず、自分の体調や気持ちを整えていくことは大切です

自分は今何ができるのか、それとも何もできないのか考えてみましょう。

何かやりたいなと思った時には自分の興味のあること、好きなことを追求していくのもいいかもしれません。

少し体を動かすと気持ちもリフレッシュされます

体調がいい時には勉強してみるのもいいですね。

そして何もできない時には無理に行動しようと思わなくても大丈夫です。

自分の気持ちに素直に従ってぼーっとのんびり過ごすのも立派な過ごし方です。

何かやらなくちゃと無理に自分を奮い立たせることなく、毎日を健やかに過ごすことができたらいいなと思います。

朝きちんと起きてご飯を食べて夜はしっかり眠ることが大切

学校に行けるように努力すべき?

もしあなたが

「学校で勉強したい」

「学校に行って友達を作りたい」

学校に対して前向きな気持ちをもっているのなら学校に戻れるよう準備を進めて行く必要はあるかもしれません。

そういった場合には

・学校の授業についていけるように勉強を進める

・家庭教師や塾を活用して勉強する

・保健室登校から始めてみる

といったように自分にできることを少しずつ増やしていくのもいいかもしれません。

一方で、

「学校に行かないといけないから」

「行っておいた方がいいから」

「将来困らないために」

○○しなければならないからと思っているなら無理に学校に戻る必要はないと私は考えています

今の時代学校以外にも選択肢はたくさんあります。

・不登校を支援している団体に行ってみる

・通信制高校に通う

・高卒認定試験を受ける

といったように社会とのつながれる場所や学習できる環境がたくさんあります。

「学校に行くこと」がすべての人にとってのゴールではないと思っています。

自分はこれからどうしたいのか焦らず考えていきましょう。

学校に行くことがすべてじゃない

学校に行かない選択をしている子どもたちの中には、日常生活でも不安を感じている方が多いと思います。

・家から出ることができない

・人混みが怖い

・人と話すことに抵抗がある

・体調不良が続いている

人によって不安の形は様々です。

そういった時には焦らず自分の気持ちに耳を傾けてみましょう。

できないことを認めることも大事だと思っています。

学校に行かない選択をした自分を認めてあげよう

そしてそれを早く元に戻そう、治そうと焦る必要もありません。

元に戻すことに囚われすぎてしまうと、自分を否定することにも繋がってしまいます。

今の自分を受け入れよう

それよりも、自分の気持ちや身体が楽になることを考えていきましょう

そうしていくうちに周囲のことにも目を向けられるようになってくるはずです。

今の時代、学校に行くことが必ずしも正解とは限りません

自分がどんな人間になりたのか、どんな人生を歩みたいのか考えてみて下さい。

焦らずじっくり自分のできることを探していきましょう。

まとめ

新年度は学校に戻りやすい時期だと言えるかもしれませんが、すべての人に当てはまるわけではありません

・学校に行きたかったけれどなんとなく行くタイミングを逃してしまった人

・クラスが変わることで学校に戻りやすいと感じている人

・人間関係を一から作りたいと思っている人

にとっては、学校に戻りやすい時期であると思います。

しかし、新年度だからと言って気持ちの切り替えができるとは限りません。

新学期学校に行けなかったからといって自分のことを責めたり、落ち込んだりする必要もありません

何もできない時にはできない自分を認めてあげましょう。

今の時代は学校以外にも学習できる場所、社会と繋がれる場所はたくさんあります。

学校に戻ることにこだわりすぎないことも大切です。

そして、何かやってみようと思った時には自分に自信を持って取り組んでほしいなと思います。

自分のできることを見つけて少しずつ前に進んでいきましょう。

過去にも不登校の子供達の気持ちを軽くできるような記事を多数投稿しております。気になった方はぜひご覧下さい。

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