春になると、
「なんとなくやる気がでない」
「体がだるい」
「朝起きられない」
といった症状に悩まされることはありませんか?
春は季節の変わり目で、気温差が大きく体調を崩しやすい時期でもあります。
また新学期が始まり、疲れもたまってきています。
そこで今回は、
・春にやる気がでない理由
・勉強のやる気を出すためにできること
について紹介していきます。
この時期やる気がでなくても、あまり落ち込んだりせず、体調を整えながら自分のペースで進んでいきましょう。
春やる気がでない理由
春にやる気がでない理由は何でしょうか。
原因と対策について考えていきましょう。
自律神経の乱れ
春にやる気がでない原因の一つは自律神経にあるかもしれません。
自律神経とは、内臓の働きや血管、呼吸などをコントロールしている神経のことです。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経→活動するときに働く神経
副交感神経→休息やリラックスをするときに働く神経

学校などで活動する日中は交感神経が優位になり、睡眠に向かう夜は副交感神経が優位になります
春は寒暖差が一年のうちで一番大きくなるとも言われてますが、その寒暖差に対応するため、身体は交感神経の働きが優位な状態(緊張状態)が続きやすくなります。
副交感神経が優位な状態が続くとエネルギーを消費しやすくなるために、だるさや疲れを感じやすくなってしまうのです。
やる気がでないと、
「もっと頑張った方がいいのかな」
「やる気がでないのは甘え?」
と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、春にやる気がでないのは、体が自分を守るために起こしている、自然な反応なのかもしれません。
自律神経を整えるためには
・バランスの良い食事
・睡眠をしっかりとる
・体を動かす
・寝る前のスマホを控える
が効果的とされています。
疲れを和らげるためにも、今一度生活を見直してみましょう。
花粉症のため
春は花粉の飛散する量も多い季節です。
花粉症のため
・頭がぼーっとする
・身体がだるい
・熱がでる
などの症状が出てしまっている方も多いはずです。
花粉の症状は、人それぞれで程度も人によって違います。
そのため、人に理解してもらうことが難しいかもしれません。
しかし、自分が辛いと思った時にはきちんと休息することも必要になってきます。
辛いときには無理をせず、場合によっては医療機関も活用しながら上手に付き合っていきましょう。
「花粉症で学校を休むなんて甘え?」「学校に行くのが辛い」|花粉症なんて怖くない!上手な付き合い方
新生活の疲れ
春は、新学期が始まり、疲れが溜まりやすい季節です。
そのため、
「学校に行きたくない」
「勉強したくない」
といったようにネガティブな感情になりやすい時期でもあります。
新学期にはクラス替えも行われ、気を遣ったり、緊張したりといった場面も多いのではないでしょうか。
疲れたなと思ったら、無理をせず休息することも大切です。

春は普段以上に規則正しい生活を心がけ、土日もしっかりと休息する時間をつくるようにしていきましょう。
勉強のやる気がでない時の対処法7選
勉強のやる気を出すためにできることはなんでしょうか。
以下にやる気を出すための方法についてご紹介します。
1.勉強する習慣をつけておく
やる気を出すためには、毎日勉強する習慣をつけることが大切かもしれません。
やる気がなくても毎日決まった時間に机に向かおう

勉強をしない日を作ってしまうと勉強することに対しての抵抗生まれやすくなります。
また、やらなければいけないことも必然的に多くなるので、自分の負担も大きくなってしまいます。
そのため、
やる気がでない→やらない→勉強が溜まる、分からなくなる→やる気がでない
といったような負の連鎖がおきやすいのです。
そうならないためにも、毎日決まった時間に勉強をする習慣をつけておきましょう。
習慣にしてしまうことで、「勉強したくない」と思うより先に行動に移すことができるはずです。
2.やる気がなくてもとりあえず机に座ってみる
やる気がなくても時間になったら、机に座ってみましょう。

習慣をつけるために、毎日の勉強時間を決めてしまいましょう
「やる気がでないなぁ」とだらだらしてしまう前に何か行動を起こしてしまうことが大切です。
机には勉強道具以外のものを置かないように整理整頓しておくといいかもしれません。
やる気を出すための環境作りもしていけるといいですね。
3.10分だけ勉強しようという気持ちで始める
勉強のやる気がでない時は
「10分だけ勉強しよう」
という気持ちで始めてみるのがお勧めです。
何事もそうかもしれませんが、始める前がいちばん憂鬱な気持ちになりやすいと思います。
勉強を思い切って始めてみると、エンジンがかかって意外に進められたということもあるかもしれません。
勉強する習慣をつけるためにもまず短時間取り組んでみましょう。
4.得意な教科から勉強する
苦手な教科や難しい問題からではなく、得意な教科や簡単にできることから始めてみるのもお勧めです。
勉強を始めてすぐはエンジンもかかっていないので、苦手な問題に取り組む気力がわいてきません。
しかし、簡単な問題から始めることで勉強のリズムができ、やる気も自然と生まれてくるはずです。
まずは簡単にできることから始めてみましょう。
いつも最初にやることを決めてしまうのもいいかもしれません

5.お気に入りの勉強道具を使う
自分の好きな筆記用具を集めてみるのもいいかもしれません。
お気に入りのものに囲まれていると「勉強やってみようかな」」という気持ちも生まれやすくなります。
また、教科によって文房具の種類を変えたり、ノートの種類を変えたり、と工夫することで、気持ちの切り替えにも効果的です。
勉強しやすいよう工夫された筆記用具もたくさん売られていると思いますので、気分転換に文房具屋さんをのぞいてみるのもいいかもしれませんね。
6.音楽をかけて気分をあげる
勉強をしようとは思っているけれど、どうしてもやる気がでないことは誰しもあると思います。
そんな時は音楽をかけて自分の気持ちを盛り上げるてみるのもお勧めです。
教科によっては音楽を聴かない方が集中できるものもあると思いますが、音楽を聴くことで周りの音をシャットアウトする効果もあります。
どうしてもやる気が起きない時にはこういった工夫も取り入れていきましょう。
7.スマホを遠ざける
勉強中はスマホを使えないように自分から離れた場所に置いておくことをお勧めします。
検索機能を使いたいと思う方もいるかもしれませんが、スマホを触ってしまうとSNSが気になったりと気が散ってしまいます。
気づいたら勉強よりスマホを触っている時間の方が長いということにもなりかねません。
調べ物はなるべく辞書を使用し、どうしてもスマホで調べたいことはメモしておき、後でまとめて検索するようにするなど工夫していきましょう。
やる気がでないと言ってやらないのは甘え?
やる気がでないこと自体は甘えではないと思いますが、やる気を出すために工夫することは必要だと考えています。
新学期で新しい勉強も始まり、やる気がおきなくても勉強しなければならない場面も多いはずです。

最初でつまずきたくないという気持ちもあるはず
ぜひ今回紹介したやる気を出すための方法を試してみて欲しいと思います。
しかし、春にやる気がでないのは
・自律神経が乱れるから
・花粉症のため
・新学期の疲れ
など色々な理由が考えられるため、自分の工夫ではどうにもならないケースもあります。
特に春は体が疲れやすく、日常生活に支障がでたり、勉強ができなったり、と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そういった時は、自分を責めたりせず、自分の身体を労わることも必要かもしれません。

「春は疲れる季節だから仕方ない」と思う気持ちも大切です。
身体を労わりながら、自分のペースで生活していきましょう。
このほかにも疲れに関する記事を投稿しております。気になった方はぜひご覧ください。皆さんの日々の生活のヒントになったら幸いです。
「月曜日の朝がしんどい」「学校行きたくない」|朝の憂鬱を軽くする方法
「朝起きられないのは甘え?」「朝が辛い・・・」|朝スッキリ目覚めるためにできること
「友達できないのは悪いこと?」「人見知りを克服すべき?」|頑張らない友達の作り方【新学期】
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