学校の日の朝「行きたくない」「起きたくない」と憂鬱な気持ちになってしまう子どもたちは多いかもしれません。
特に月曜日の朝は土日を挟むため、いつも以上に辛いと感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は
・月曜日に学校に行きたくないと思ってしまう原因
・月曜日の朝を楽にする土日の過ごし方
・平日にできる対策
についてご紹介します。
月曜日は大人であっても憂鬱を感じてしまうものです。少しの工夫で月曜日の朝の憂鬱を軽くできるかもしれません。ぜひ皆さんも実践してみて下さいね。
「朝起きられないのは甘え?」「朝が辛い・・・」|朝スッキリ目覚めるためにできること
月曜日の朝「学校行きたくない」と思うのはなぜ?
月曜日の朝は、いつも以上に「学校に行きたくない」と感じてしまうことが多いと思いますが、その原因は何なのでしょうか。
原因を考えていくことで対処法も見つかってきます。
今一度なぜ「月曜日の朝辛いと思ってしまうのか」頭の中を整理していきましょう。
土日に生活リズムが変化するから
土日は学校に行かなくてよいという安心感から、夜遅くまで起きていたり、朝も遅くまで寝ていたりと生活リズムが変化することがあります。
そのため月曜日に通常の生活リズムを取り戻さなくてはなりません。
土日はゆっくりと体を休めることも大切ですが、起床時間や就寝時間を変えすぎないようにしましょう。
そうすることで、月曜日の朝の目覚めがよくなるはずです。
好きなことをする時間が減るから
土日には自分の好きなことをする時間がたくさんありますが、学校に行くと自由な時間も制限されてしまいます。
学校では授業に加えて、宿題もあるため自分の時間が取れないと感じてしまうこともあります。
習い事を頑張っている人も
楽しかった時間を思い出して、学校に行くことが辛くなってしまうこともあるはずです。
しかし、毎日が土日だったらと考えてみたらどうでしょうか。
毎日の学校や生活を送っているからこそ、土日の時間が楽しく感じられるのかもしれません。
学校でのストレスや不安を思い出してしまうから
学校で嫌な出来事があった、苦手な人がいるなど学校で過ごすことにストレスを感じている場合はそのことを思い出して学校に行きたくないと感じてしまうこともあります。
自分の気持ち次第でどうにかなることもありますが、どうにもならないこともあります。
そういった場合には、ご両親や先生など信頼できる大人に頼ることも必要になってきます。
自分の気持ちと相談しながら今後どうして行きたいのか考えていきましょう。
起立性調節障害の可能性
起立性調節障害とは自律神経の働きが悪くなり、起立時に身体や脳への血流が低下する病気です。
近年、起立性調節障害になる子どもたちが増えているそう
朝になかなか起きることが出来ない、朝の食欲不振、倦怠感、頭痛、疲れやすい、長時間立っていられない、立ちくらみなどの症状がおこります。
もしも、こういった症状が出ている場合や日常生活に支障が出ている場合は医療機関を受診することをお勧めします。
月曜日の朝の憂鬱を軽くする土日の過ごし方
月曜日の朝の憂鬱を軽くするためには、土日の過ごし方を見直す必要があるかもしれません。
自分の行動を振り返って改善していきましょう。
自分の好きなことをとことんやる
皆さんは自分のやりたいことを休日に思う存分できているでしょうか。
自分の気持ちよりも他人の予定に合わせすぎていませんか。
本当は家で過ごしたかったのに、友達の誘いを断れなかったといった経験をしている方も多いのではないでしょうか。
自分のやりたいことを休日に発散できないと月曜日からの学校も頑張れませんよね。
休日は自分の気持ちを大切にやりたいと思っていることを思いっきり楽しんでいきましょう。
夜更かしをしすぎない
休日は次の日学校がないから夜遅くまで起きているという子どもたちも多いと思います。
「休みの日くらいいいじゃん」と思う気持ちもわかりますが、生活リズムが崩れると学校生活に戻ることが辛くなってしまいます。
睡眠時間を十分に取れないことが翌日の辛さやだるさの原因にも繋がります。
特に日曜日の夜は、早めに就寝できるように心がけましょう。
夜寝る前はスマホを触らないようにしよう
早めに宿題を終わらせる
宿題をしていないから学校に行きたくないということをなくすためにも宿題は早めに終わらせてしまいましょう。
特に日曜日は明日学校に行かなければならないという気持ちを抱えた状態で宿題をしなくてはなりません。
そのため、やる気がおきなかったり余計に学校に行きたくないと思ってしまうこともあります。
だからこそ、宿題は土曜日までに終わらせて、残りの時間は楽しく自分の時間を過ごせるようにしていきましょう。
日曜はアクティブに動きすぎない
休日にどこかに出かけたりすることもあると思いますが、土日の疲れが月曜日に出てしまうケースもあります。
「休日は遊ぶためにあるのだから、学校のことは忘れたい」と思う気持ちもわかりますが、休日は自分の心身を休める時間でもあると思っています。
だからこそ日曜日はアクティブに動きすぎず、ゆっくりと体を休める時間も作っていきましょう。
毎日の生活でできること
休日だけではなく平日の過ごし方も月曜日の憂鬱を減らすために工夫が必要になってきます。
毎日の工夫で自分の気持ちと心を整えていきましょう。
朝の準備を楽しくできるようにする
月曜日に限らず朝の時間はだるかったり、気持ちもどんよりしてしまうことが多いと思います。
朝の時間を楽しいものにできるよう自分なりに工夫してみるのもいいかもしれません。
例えば
・好きな音楽を流しながら支度をする
・楽しい気持ちになれる動画を見ながら支度をする
・月曜日の朝は自分の好きな朝食を食べる
・お気に入りの服を着る(私服の場合)
少しでも自分の気持ちを楽しくできるようなことを考えてみて下さい。
自分の機嫌は自分でとれるようにしていきましょう。
平日の楽しみを見つける
月曜日の朝憂鬱になってしまう原因の一つは「また5日間学校に行かないと土日にならない」と思ってしまうからだと思っています。
そういった気持ちを少しでも軽くするために、平日に楽しみをたくさん散りばめておくこともお勧めです。
例えば
・休み時間に友達としたことを考えてみる
・学校から帰ってきたら好きなお菓子を食べる
・宿題が終わったら動画を見る、ゲームをする
・○○曜日に友達と遊ぶ
人によってやりたいことや楽しみなことは違いますが、平日にも楽しみを作っておくことで月曜日からの学校も頑張れるかもしれません。
月曜日の朝辛くなってしまった時は、平日の楽しみを考えながら支度できるといいかもしれませんね。
朝辛いのはみんな一緒?
「朝起きられないのは甘え」
「みんな頑張っているから頑張るべき」
「朝が辛いのはみんな一緒」
といった感情から辛い気持ちに蓋をしてしまうことがあるかもしれません。
確かにこういった意見の方がいることも確かです。
私自身も学校に行く日の朝はいつも憂鬱で特に月曜の朝は気持ちが辛くなってしまったこともたくさんありました。
しかし、周囲の人の意見や友達からの視線が怖くて「学校に行くしかない」と思っていたように思います。
大人になっても、自分の気持ちより、常識や周囲の視線というものを気にしてしまうことは多いです。
なので皆さんに「自分の気持ちを大切にしよう」といっても、それがすごく難しいことだとも思っています。
しかし、自分の気持ちは自分にしかわかりません。
自分がどれだけ辛いか苦しいかということをわかってもらうことも難しいと思っています。
だからこそ、周囲の人がどう思うかではなく自分がどう感じているのか、どうしたいのかを大事にして欲しいと思います。
「月曜日の朝が辛いけど、頑張ってみよう」と思うのか「頑張って工夫もしてみたけど、やっぱり辛い」のかそれは自分で決めていいと思っています。
どんな選択をしても自分の気持ちに自信をもって毎日の生活を送って下さい。
そして自分一人でどうにもならない時は周囲の大人を頼りましょう。
この記事を読んで、皆さんの朝の憂鬱が少しでも軽くなったら幸いです。
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