家庭教師のみらい

年が明けて早くも1ヶ月が過ぎました。

2月の上旬~中旬にかけて学年最後の定期テスト(学年末テスト)があるという学校も多いのではないでしょうか。

学年末テストは実力テストとも言われていて出題範囲が広く何を勉強すればよいのかわからないという子どもたちもいるかもしれません。

今回は

・学年末テストをやる意味

・学年末テストは受けるべきなのか

・学年末テストの勉強方法について

考えてみました。「勉強が苦手」「テストを受けたくない」と思っている子どもたちにも真似しやすい内容になっていますのでぜひ参考にしてみて下さい。

学年末テストをやる意味

学年末テストは1年間で勉強したことすべてが出題範囲となることが多いですが、「なぜいつも通りの定期テストではだめなの?」と思っている子どもたちも多いはずです。

しかし、学年末テストには大事な役割があります。

テストの意味を知ることで、勉強に対する姿勢も変わってくるかもしれません。

1年間の知識の定着を確認するため

学年末テストでは、多くの学校で1年間で勉強したすべての範囲が出題されます。

この1年間で自分がどれだけ勉強してきたか試される機会でもあります。

また、

・この学年でポイントとなる学習

・次の学年の土台となる学習

も出題されることになると思いますので、次の学年に進級した時、自分が困らないようにするためににも、学年末テストは重要なテストであると言えるかもしれません。

学習意欲を向上させるため

学年末テスト対策として一番良い学習方法は毎日の授業をきちんと受けて、復習をするということかもしれません。

「学年末テストが3学期にある」ということが頭の片隅にでもあると、「今のうちから復習しておこう」「毎日の授業をしっかり受けよう」といったように日々の勉強に対してのモチベーションも変わってきます。

テストがあることが勉強する意欲につながっているのかもしれません。

成績をつけるため

3学期には定期テストがこの学年末テスト1回しか実施されない場合が多いので、学年末テストが3学期の成績を決める大事な要素になっています。

静岡県では高校入試の内申書に記入される内申点は3学年の2学期の成績ですが、他県ではのすべての学年(1、2、3学年)の成績が記載されるところもあるそうです。

そのため学年末テストが自分の進路を決める大事なテストになってくる場合もあります。

学年末テストが実力テストと言わるのはなぜ?

学年末テストは1年間の総復習のテストになります。

1年で勉強したことは多岐にわたるので、要点を見極めて勉強しなければなりません。

数か月前から学年末テストに向けてしっかり勉強を進めてきたという子どもたちもいるかもしれませんが、毎日の授業や宿題に加えて1年間の学習範囲を学習することはなかなか大変なことです。

そのため今まで自分が勉強してきた蓄積【実力】が試されるテストになってきます。

また、今まで勉強してきた知識を使って問題を解いていく問題解決能力や応用力が問われることもあるので、自分の【実力】を知る機会にもなるかもしれません。

学年末テストに向けての勉強法

ここまで学力テストをやる意味について書いてきましたが、

「やっぱり範囲が広くて大変そう」

「何から手をつけていいのかわからない」

という子供達も多いかもしれません。

そういった場合には以下の勉強方法を参考にしてみてください。

過去の定期テストを復習する

定期テストには覚えておきたい重要な内容がまとめて出題されていることも多いので、過去の定期テストをもう一度解いてみるのもお勧めの勉強方法の一つです。

テストを作成している先生の出題傾向もわかります

1年間で勉強してきた内容を勉強しなおそうと、いちから教科書や問題集を解いていくのはとても大変です。

やることが多すぎて途中で挫折してしまう可能性もあります。

1年間の定期テストを振り返って間違えたところもしっかりと解けるようにしておくと良いと思います。

先生の話をよく聞く

学校によって対応は違うかもしれませんが、テスト範囲について先生から説明があった場合にはきちんと話を聞いておきましょう。

「ここは重点的に出します。」

「この範囲はきちんと復習しておきましょう。」

「ここの問題の配点を多くします。」

などなど先生がヒントを与えてくれる場合もあります

指示された範囲は必ず出題されると思いますので、わかっている範囲はきちんと点数を採れるように勉強しておきましょう。

先生が与えてくれたチャンスを活かそう

また、授業中に先生から「ここはテストに出ますよ」「出やすいですよ」と言われることはありませんか?

日々の授業でテストへのヒントをもらおう

そういったところはノートにメモしておいたり、付箋をつけておいたりすることでテストの時に思い出しやすいのでお勧めです。

得意科目を中心に勉強する

苦手教科はついつい後回しにしてしまうことが多いので、学年末テストでも勉強が億劫に感じられてしまうかもしれません。

学年末テストでは「がんばって苦手を克服しよう」というよりは

苦手教科は基本的なことをしっかりと

得意教科で点数を稼ぐ

といった考え方でもいいのかもしれません。

勉強が嫌になって手がつかないよりは、得意教科で点数を採れるようにしておいた方が自分の自信にも繋がるかもしれません。

「今回は苦手教科を頑張る」と思えばもちろんそれでもいいと思います

どうしても学年末テスト受けたくない時はどうすればいいの?

様々な理由から、テストを受けることが難しい子供達もいるかもしれません。

教室でテストを受けることが難しい場合

・別室でテストを受ける

・他の生徒と時間をずらして受ける

など学校側と相談してみるのも一つの方法です。

学校に行くことが難しい場合は、家で学年末テストの問題を解いてみるのもいいかもしれません。

学校で受けられなくても、自分の実力を試す良い機会になります。

自分のできる範囲で無理なく学年末テストに取り組んでいきましょう。

テストについて悩んでいる場合は、1人で悩まず先生やご両親に相談してみよう

テストは受けなくてもなんとかなる

学年末テストは自分の実力を試す大事なテストと書いてきましたが、「やっぱりテストを受けないとダメなんだ・・・」と自分を責めなくても大丈夫です。

自分の気持ちと相談しながら「どうしてもテストを受けられない」と感じれば、受けないという選択をしてもいいと思っています。

テストが自分の負担になりすぎないようにしよう

テストを受ける場合でも、受けない場合でもテスト勉強をすることは自分の力になります。

日々の勉強の積み重ねがテスト勉強を楽にしてくれるはずです。

自分ができそうな時に、できることから勉強を続けていきましょう。

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