先日このような記事を読みました。
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皆さんはこの記事を読んでどんな感想をもったでしょうか。
今回は、この記事をもとに「不登校の原因」「子どもたちが安心して相談できる場所の大切さ」について考えていきたいと思います。
不登校の原因って?
不登校の原因は誰に・どこにあるのでしょうか。記事にもあるように
滋賀県フリースクール等連絡協議会(会長、柴田雅美・滋賀大特命教授)の実態調査⇒不登校の原因は先生
「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」⇒「(児童・生徒の)無気力・不安」
と調査によってそれぞれ違った結果が出ているようです。
不登校の原因は人それぞれで、誰かせいと決めつけることはできないケースもあります。統計的には原因として1位でも子どたち個人個人の悩みはそれぞれで、すべての人がデータと一致するわけではありません。
不登校の原因は複雑で、子ども自身も自分の気持ちを整理できていないことが多いかもしれません。そういった時、子どもたちの不安や悩みを相談できる環境を整えていくことが大切ではないでしょうか。
子どもたちの話をじっくりと聞くことで、子どもたちも自分の気持ちを整理することができると思います。不登校の原因となっていることを一つ一つ解きほぐしていくことで、解決の糸口を見つけることができるかもしれません。
人に話を聞いてもらうことで、「理解してもらえた」という安心感も生まれます。
また、安心して相談できる人がいるということは、子どもたちにとって前向きな一歩を踏み出す、大きな助けになると思います。
子どたちが相談しやすい環境って?
子どもたちのが相談しやすいと感じるのは、ご両親や先生かもしれません。子どもたちが相談しやすい環境を作っていくために周囲の人ができることは何でしょうか。
否定的な態度をとらない
子どもが不登校になった時、ご家族の方はとても不安だと思いますし、パニックになってしまう方もいるかもしれません。しかし、ご両親がお子さんに対して、怒ったり、過度に心配しすぎることによって子どもたちにプレッシャーを与えてしまうこともあります。
ご家族はもちろんですが、当事者である本人も不安な気持ちを強く感じていると思います。「なぜいけないの」「どうして」など強く問い詰めないで、子どもたちから話してくれるのをじっくりと待つ必要があるかもしれません。話してくれた時は、否定せず、まずはお子さんの話に耳を傾けてみて下さい。
再び学校に行くことがゴールではないかも
学校に行けなくなってしまった時は、本人も周囲の人も「また学校に行ってくれたら」「学校に行くためにはどうしたら」ということを一番に考えるかもしれません。
確かに、再び学校に行けるようになることも大切かもしれません。しかし、それしかゴールがないと思ってしまうと、追い詰められたり、家から出られなくなってしまう可能性もあります。
「学校に行かなくては・・・」とふさぎ込んでしまうより、別の可能性をみつけていくことも大事かもしれません。
周囲の人たちが学校以外の選択肢もあるということを提示してあげることも時には必要ではないでしょうか。
例えば
・今は外に出るのが辛いので家で勉強を続ける
・外部の学習機関の利用を検討してみる
・不登校の支援機関に相談に行ってみる
1人1人の状況によってできることも変わってくるとは思いますが、まずは子どもたちが今できそうなことを中心に徐々に活動の場を広げていくことが大切かもしれません。
ゴールを学校に行くことに限定せず、子どもたちが前向きに次のステップに勧めるよう選択肢を複数持っておくと気持ちにも余裕が生まれるかもしれません。
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不登校の子どもたちの多くは、「学校に行きたいけどいけない」「頑張りたいけど頑張れない」「やりたいけどできない」多くの葛藤や不安を抱えているのではないかと思います。
不登校の原因は、いじめなど特定の原因がある場合もあると思いますが、様々な原因が複雑に絡み合っている状態ではないかと思います。そういった場合には、不登校の原因をあまり追求しすぎないことも大切かもしれません。
どうしていけないかよりも、どうしたら不安な気持ちを減らせるかを大切にした方がいい場合もあるのではないでしょうか。
不登校の子どもたちは学校に行かないことで、自信を無くしたり、劣等感を抱いてしまうこともあるかもしれませんが、自分のできることを少しずつ増やして、「自分にはたくさんの可能性があるんだ」ということを知ってもらえたら嬉しいです。
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